2019年の11月から開始したつみたてNISAの投資は3年目に突入しました。
私がつみたてNISAで購入している投資商品は楽天全米株式インデックスファンド・通称「楽天VTI」です。
今回は1月から12月まで一貫して楽天VTIを毎月33,333円積立てた結果の報告です。
- この記事を書いた人
Twitter(@sawao_kabu)
結論:含み益22万円プラス、資産100万円突破
まず結論から言いますと、トータルリターン(含み益)は約22万円のプラスとなりました。
- 投資額 793,362円
- 資産額 1,085,438円
- トータルリターン +292,112円(36.82%)
⇒前年差+218,192円
2020年と2021年の12月末時点の資産額、トータルリターンは下記の通りです。
まずは昨年2020年の12月末時点のつみたてNISA資産がこちら。
つみたてNISA(2020年12月末時点)
今年1年でつみたてNISA資産はこうなりました!
つみたてNISA(2021年12月末時点)
2021年の米国株は代表的な株価指数S&P500が過去最高値を連日更新するなど好調に推移し、それに伴って楽天VTIの基準価額も上がり続けました。
楽天VTIにかかわらず、つみたてNISAをしている方は全員含み益を拡大した「全員勝利」の一年となりました。
グラフを見ると毎月の積立金額に応じて一定で上がっている「投資額」に対して、「つみたてNISA資産」がどんどん差を広げて高くなっていることが分かると思います。
これがつみたてNISA最大の魅力である「複利」の効果。投資期間が長くなるほど利益に利益が発生して雪だるま式にお金が増えていきます。
今の時点で30万円近い利益が出ていても売却することはありません。
この利益がさらに利益を生んで 「投資額」 と 「つみたてNISA資産」 の差がさらに広がっていくことがとても重要です。
サラリーマンこそ「つみたてNISA」でインデックス投資
つみたてNISAの非課税期間は最長20年。
年間40万円の枠の中で好きな投資商品を毎月買付して長期的に運用していく投資口座です。
投資ってなんだか難しそう・・・
そう感じる方も多いと思いますが、つみたてNISAによるインデックス投資は数ある投資スタイル中でも非常にシンプルなもの。
毎月買付してそのまま持ち続ける。これだけです。
買付は自動的に行われるので、最初に投資する商品と毎月買う金額決めてあとは放置です。
さらにつみたてNISAで買付できる商品は国が認めた金融商品だけなので、高リスクで資産が乱高下するようなものは最初から省かれています。
ある意味、どれを買っても根気よく続けていれば利益が出るような仕組みにできています。
何も難しいことはないのでご安心ください。
楽天VTIに一本化している理由
商品がしぼられているとはいえ、数十種類ある中から選ぶのは難しいと感じる方も多いと思います。
そんな方のために、私が楽天VTIに一本化している理由を紹介します。
- 米国株式市場の大企業株から中小企業株まで約4,000銘柄に広く投資
- 手数料が低いためコスパの良い運用が実現できる
- 純資産総額4,700億円を突破した信用度の高い投資信託
楽天VTIは本家VTI(バンガード・トータル・ストック・マーケットETF)をひたすら買い続けて運用しているファンドです。
GAFAMなど誰もが知っている大企業の株から中小型株まで米国株式市場の投資可能銘柄の約4,000銘柄に広く投資することができます。
つまり楽天VTIを買えば「アメリカの株を全部買う」ことが簡単にできるわけです。
楽天VTIと似た商品でeMAXIS Slim 米国株式(S&P500)、SBI・V・全米株式インデックス・ファンドがありますが、どれを選んでも同じくらいのパフォーマンスが期待できます。
大切なのは10年、20年と運用を続けることですね。
まとめ
今回は2021年つみたてNISAの実績をご紹介しました。
銀行口座に預けてもお金は増えず逆に手数料が取られる今、お金の置き場所を銀行口座から証券口座へとシフトすることが必要です。
私は2022年も変わらずつみたてNISAの枠を目いっぱい使って楽天VTIで積み立てていきます。
まだつみたてNISAを始めていない方は、毎月1万円からでも良いので新たな年をきっかけにはじめてみてはいかがでしょうか?
おすすめの証券口座「楽天証券」についても以前の記事でご紹介しておりますので、興味を持った方はぜひご覧ください。
これから投資を始める方におすすめ良書
投資についてわかりやすい本が見つからない・・・
もっと知識を身に着けてから実践したいな。
そんな方には私も読んだこちらの本がおすすめです!
インデックス投資:お金は寝かせて増やしなさい
「お金は寝かせて増やしなさい」はインデックス投資歴15年の水瀬ケンイチさん(@minasek)が、基本から実践まで初心者にもわかりやすくインデックス投資について解説している良本です。
「インデックス投資って何?」
「なぜインデックス投資が良いの?」
「具体的に何をすればいいの?」
「どの投資信託を買えばいいの?」
このような初心者にありがちなよくある疑問がこの一冊を読めば解決します。
内容としては
- インデックス投資の解説
- インデックス投資の実践
- インデックス投資の終わらせ方・出口戦略
上記について水瀬さんの15年にわたるインデックス投資の経験から解説されており、特に出口戦略については貴重な情報です。
インデックス投資を勧める本はたくさんあるのですがこの終わらせ方、出口戦略について触れられている本はほとんどありません。
投資を始めるとき、そして出口を意識し始めるときのために読んでおきたい一冊ですね。
もっと簡単に読めそうな本が良いな・・・
そんな方のためにマンガ版もあります!
インデックス投資は一見すると地味な投資スタイルです。
個別株の短期トレードや仮想通貨に比べれば資産が一気に増えることもなく、買い時・売り時を見計らってトレードすることもありません。
それでも全世界や米国株に分散投資しているインデックスファンドに積立投資して20年30年と保有し続けることが、誰でも確実に資産を増やせる方法であることは歴史が証明しています。
「投資=ギャンブル」という認識が根強い日本では、インデックス投資で富を築いた人は少なく、数年前まではまともな金融商品すら存在しませんでした。
それが今では低コストなインデックスファンドが多数存在し、手数料も低くスマホで簡単操作できる証券会社もあります。
これだけ恵まれている環境で余剰資金を銀行口座に入れておく理由は無いと言ってもいいでしょう。
インデックス投資のカギは「いかに早く始めるか」ということです!一緒に将来の資産形成を目指して頑張っていきましょう!
高配当株投資:オートモードで月に18.5万円が入ってくる「高配当」株投資
「オートモードで月に18.5万円が入ってくる「高配当」株投資」は、サラリーマンとして働きながら高配当株投資で資産1億円を達成した長期株式投資さん(@budoukamail)が自身の体験をもとに書いた1冊です。
全世界株やS&P500連動型など投資対象がある程度絞られているインデックス投資とは違い、高配当株投資は自分で投資する個別銘柄を選ぶ必要があります。
この本には高配当株投資を始めるにあたって重要になる指標や、株価の変動に対してメンタルを保つための考え方がまとめられています。
長期株式投資さんが永久保有したいと考えている高配当銘柄も紹介されており、とても参考になる一冊です。
以前は100株単位でしか買付できなかった日本株ですが、SBI証券が買付手数料無料で単元未満株が買付できる「S株」を開始したことで、1株単位から気軽に個別株投資を始めることができます。
高配当株を始めたいと考えている方はぜひ読んでみてください!