こんにちは!サワオ(@sawao_kabu)です。
今回はインデックス投資をするならぜひ活用したいiDeCo(イデコ)についてです。
2024年から始まる「新NISA」の陰に隠れてなかなか目立たないiDeCoですが、NISAと同様に運用益が非課税になるだけでなく、掛金が全額所得控除されて節税効果も大きいのが特長です。
iDeCoを始めたいけど証券口座をどこに開設すべきか分からない…
どのインデックスファンドを買えば良いか迷っている…
そんな方のヒントになるよう私が運用しているiDeCo口座の実績を公開します!
- この記事を書いた人
Twitter(@sawao_kabu)
- iDeCo口座を楽天証券で開設するメリット
- 楽天VTI(楽天全米株式インデックスファンド)について
- iDeCoで楽天VTIに投資した場合の運用実績
- 楽天証券iDeCoで楽天VTI以外におすすめのファンド
結論:iDeCoで楽天VTIを買いたいなら楽天証券
まず結論から言うと、iDeCo口座で楽天・全米株式インデックスファンド(通称:楽天VTI)を買いたいなら楽天証券への口座開設一択です。
この楽天VTIを買えることが楽天証券でiDeCo口座を開設する最大のメリットであり、eMAXISシリーズなど他のファンドを買うならばSBI証券で開設するのがおすすめです。
ちなみに私は投資するインデックスファンドを楽天VTIの一本に絞っているため、iDeCoもNISAも楽天証券で口座開設しています。
楽天・全米株式インデックスファンド(楽天VTI)とは?
- 世界最大級の資産運用会社・バンガードのETF「VTI」を通して資産を運用
- 米国株式市場の大企業株から中小企業株まで約4,000銘柄に広く投資
- 純資産総額1兆円を突破した信用度の高い投資信託
- 低い手数料で効率良く運用が実現できる
楽天VTIはバンガードが提供しているETFのVTI(バンガード・トータル・ストック・マーケットETF)を買い続けて運用しているファンドです。
ファンド名に「楽天」と付いていますが、投資したお金は世界最大級の資産運用会社であるバンガードが実質的に運用しています。
楽天VTI最大の特長は分散投資の広さで、GAFAMなど誰もが知っている巨大企業の株から中小型株まで米国株式市場の投資可能銘柄の約4,000銘柄に投資することができます。
つまり、楽天VTIを買えば「アメリカの株を全部買う」ことができるわけです。
楽天VTIとよく比較されるeMAXIS Slim 米国株式(S&P500)がありますが、こちらはS&P500指数への連動を目指すファンドなので、ニューヨーク証券取引所やNASDAQなどに上場するアメリカの主要大型株500銘柄に投資しています。
これからGAFAMのように巨大企業へと成長するかもしれない中小型株への投資と、4,000銘柄という分散の広さから私は楽天VTIに魅力を感じ、一本に絞って毎月一定額を積立投資しています。
もちろんeMAXIS Slim 米国株式(S&P500)も素晴らしいファンドです!
iDeCoで楽天VTIを買った場合の運用実績
私は2021年1月にiDeCo口座を開設しました。
以前勤めていた企業が「企業型確定拠出年金(企業型DC)」を導入しており、転職を機に企業型DCの資産をiDeCoへと移管しています。
移管当初は国内株のファンドなどを買っていましたが、現在は楽天VTI一本に絞って毎月1万円積立投資しています。
2021年1月からのiDeCo口座における資産推移がこちらです!
2023年8月現在の運用損益
- 投資累計額 : 2,131,444円
- 時価評価額 : 2,983,409円
- 評価損益 : +851,965円
- 運用利回り : 14.36 %
グラフの黒い線が投資元本なので、緩やかに含み益が拡大していることが分かると思います。
コロナショックやFRBによる利上げ、ウクライナ危機などで資産額は上下しながらも、アメリカ経済の強さが見て取れる結果となっており、それに合わせて楽天VTIの評価額も上昇していることが分かります。
iDeCoにおける資産運用は60歳になるまでの長旅なので、将来的に「○○ショック」と言われる経済の混乱で含み益が縮小する可能性はもちろんあります。
それでも昨今のAI技術の進歩をはじめ、新たな技術革新はアメリカから生まれる可能性が高いと信じ、楽天VTIで投資するスタイルは変えずに行きたいと考えています。
楽天証券iDeCoでおすすめのファンド(楽天VTI以外)
楽天VTIが良いのは分かったけど一本に絞って投資するのはリスクを感じる…
楽天証券のiDeCoで他にもおすすめのファンドがあれば知りたいな…
楽天VTIがどのようなファンドが分かったとしても、最初から一本に絞って投資するのはリスクを感じるかもしれません。
楽天証券のiDeCoでは楽天VTIと並んで人気のファンド「楽天VT」も扱っているため、最初は複数のファンドで初めて見たいという方は選択肢のひとつに加えても良いと思います。
楽天VTIがアメリカの株式に投資するファンドなのに対し、楽天・全世界株式インデックスファンド(通称:楽天VT)はアメリカ、日本を含む全世界に投資するファンドです。
- 世界最大級の資産運用会社・バンガードのETF「VT」を通して資産を運用
- 世界47カ国の8,800銘柄に広く投資
- 低い手数料で効率良く運用が実現できる
同じく全世界に投資するインデックスファンドとしてeMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)があります。「オルカン」と呼ばれているファンドですね。
超低コストでありながら全世界に投資できるとあって人気の高いオルカンですが、意外にも楽天証券・SBI証券ともにiDeCoで買付することはできません。
楽天VTはオルカンと比べて運用コストが若干高いことから人気の面でオルカンに劣るものの、8,800銘柄に分散投資できる魅力的なファンドです。(オルカンは2,900銘柄)
もし米国株だけに投資する楽天VTIの一本に絞ることに不安がある方は、楽天VTIと楽天VTを半々で両方買付するのもありだと思います。
楽天VTも銘柄の6割近くは米国株となります。両方買付しても米国株次第となる点はご注意ください。
まとめ
今回は楽天証券で取り扱いしている楽天・全米インデックスファンド(楽天VTI)について、運用実績を踏まえて紹介しました。
これからiDeCoを始めようとしている方の証券会社やファンド選びの参考になれば幸いです。
私サワオは当ブログやTwitter(@sawao_kabu)で投資実績を定期的に公開しています。「周りに投資をしている人がいなくて不安…」という方は、いつでも相談に乗りますのでコメントを送っていただければと思います。
最後までご覧いただきありがとうございました!