ブログを始めた当初はすでに持っていたノートパソコンを使用していましたが、動作が重く作業が捗らないことが多々あったため新しいノートパソコンの購入を決意しました。
決意してから約2ヶ月ほど、どの機種を買うか迷いに迷った結果、購入したのはマウスコンピューターの「DAIV 4P」。
購入からほぼ毎日使用しており、その中で気付いた点をレビューとして紹介していきます!
ブログ用にノートパソコンを買いたいけど、どれを買えばいいのか分からない…
マウスのノートパソコンって買っても大丈夫なのかな?
そんなパソコン選びに迷っている方々の参考になれば嬉しいです!
なお、CPUやディスプレイの性能といった専門的なスペックについては本記事では触れておりません。
「DAIV 4Pはブロガーにマッチするか?」の目線で、購入者のレビューとして書いております。
- この記事を書いた人
Twitter(@sawao_kabu)
- DAIV 4Pの基本スペック
- DAIV 4Pを選んだ理由
- ブロガーにおすすめのポイント
- DAIV 4Pの良い点・悪い点
- ダイレクトショップで実機確認
「DAIV 4P」の基本スペック
基本スペック
まずは「DAIV 4P」のスペックについてご紹介します。
CPU | インテルCore i7-1165G7 |
メモリ | 16GB ※カスタム可 |
ストレージ | SSD512GB(NVMe対応) ※カスタム可 |
液晶サイズ | 14インチ |
液晶サイズ | 1920×1200 |
質量 | 約985g |
バッテリー | 53Wh(約12時間) |
価格(税込) | 13万円台~ |
マウスコンピューター「DAIV 4P」は、14型ディスプレイを搭載しながら約985gという軽量ボディが特長のノートパソコンです。
DAIVシリーズはクリエイター向けとして販売されているブランドで、「DAIV」という名前は(Dynamic Approach Imagery of Visual)の頭文字から由来しています。
クリエイター向けと言われるとピンときませんが、搭載しているCPUやメモリのスペックが高めのモデルということです。
画面解像度もフルHDより縦に長い1,920×1,200ドットを採用し、軽量ボディのわりに画面が大きく、クリエイターにとどまらずビジネスマンや学生、そしてブロガーと幅広い方にフィットする一台だと思います。
ちなみに私が購入したのはメモリ16GB、SSD512GB、Officeなしで価格は137,280円(税込)でした。
DAIV 4Pを選んだ理由
安心の国内製造
マウスコンピューターの主力生産拠点は長野県飯山市にあり、マウスコンピューターのパソコンはこの飯山工場をはじめ国内3拠点でほぼ全ての機種が同工場で生産されています。「DAIV 4P」は安心の国内製造です。
家電量販店で取り扱いされていないため知名度は富士通やNECといった大手メーカーには劣るものの、国内生産の信頼の高さと、サポートの手厚さを武器に地道にシェアを伸ばしています。
1kgを切る圧倒的な軽量ボディ
DAIV 4Pの最大の特長でもある軽量ボディはカタログスペックで約985gと1kgを切る重量です。
私の手元にある実機を計測してみたところカタログ通りぴったり985gでした。
普段は自宅で使っていますが帰省するときなど持ち運びする機会もあるため、この軽さはとても助かります。
子どもの荷物が多いのでなるべく自分のものは軽く収めたい考えている私にはぴったりです。
また、重量があるとそれだけで起動させるのが億劫になるので軽いパソコンを選ぶことは自宅での利用がメインでも重要だと思いますね。
高スペックなのに手頃な価格
圧倒的な軽量ボディの中身はしっかりと作り込まれており、第11世代のCore i7-1165G7を搭載、メモリ16GB、SSD512GBという必要十分なスペックになっています。
それでいて価格は抑えられており税込で13万円台で買うことができます。
DAIV 4Pは国内製造&軽量&高スペック&手頃な価格と四拍子そろった一台といえますね。
同スペックでさらに価格が安い機種もあるのですが、中国製造だったりキーボードの配列に不自然な点があったりと「安かろう悪かろう」な可能性もあるので価格だけで選ぶことはおすすめしません。
購入したら4年程度は使うと思いますので、特にメインでの使用を考えている方は間違いない一台を選びましょう。
富士通・UHシリーズと最後まで迷う
DAIV 4Pを購入するにあたり、最後まで私を悩ませたのが富士通・UHシリーズの存在でした。
富士通UHシリーズは世界最軽量の634gを実現しており、家電量販店で実際に手にしてみるとその軽さにびっくりします。
先日発表されたiPad Proの12.9インチWiFiモデルが682gなのでタブレットよりも軽いパソコンということですね。
私なりにいろいろと調べた結果、下記の理由からDAIV 4Pを買うという結論にいたりました。
- 価格面
DAIV 4Pが13万円台で買えるのに対し、同等のスペックでUHシリーズを購入しようとすると18万円台で5万円ほどの価格差がありました。
もともとの予算は15万円に設定していたのでUHシリーズを買うには少し無理をしなければならず、DAIV 4Pなら予算が少し浮く価格でした。 - 頑丈さ
UHシリーズはその軽さゆえに持ち運び時に負荷がかかると「画面が割れやすい」という欠点があることが分かりました。
メルカリなどで検索すると結構画面割れのUHシリーズがジャンク品として出品されています。
DAIV 4Pのボディはマグネシウム合金でできているので、軽いわりに頑丈で「鉄の塊り感」があり持ち運びにも安心感があります。 - モニタの大きさ
UHシリーズのモニタは13.3インチで、DAIV 4Pは14インチ。わずか0.7インチの差なのですが実機に触れてみると結構大きさに差を感じます。
モバイルPCとしてのスペックはUHシリーズの方が上である一方で、自宅で使うには画面がコンパクトすぎるという印象。自宅用メインのモバイルPCという私の用途では14インチが最適でした。
最近Macbook Proにも14インチのモデルが追加されたことから、意外と需要があるサイズなのかもしれませんね。
DAIV 4Pはこんな方におすすめ
OSはWindowsにこだわっている
私はMacの操作に不慣れなためノートパソコンを新調するにあたりOSはWindowsに絞って探しました。
OSについては好みの問題なので、普段からMacを使っている方が軽量でパワフルな動作のノートパソコンを探しているのであればMacBook Proを、私のようにWindowsに慣れている方ならばDAIV 4Pをおすすめします。
とにかく動作が速いパソコンが欲しい
現在使っているパソコンの動作が重く、とにかく動作が速いパソコンがほしいならば最低限こちらの条件を満たした機種を選ぶことをおすすめします。
- CPU:Core i7以上
- メモリ:16GB以上
- ストレージ:SSD512GB以上
もちろんDAIV 4Pはこれらの条件を満たした機種です。
CPUの世代やSSDの接続方式など細かいところは置いておいて、とにかくこの3つを満たしていればストレスのない操作感が期待できます。
私のようにブログがメインの使用では若干オーバースペックなところもありますが、Windows10がアップデートの度に動作が重くなったり、今後Windows11へのアップグレードも想定すると余裕あるスペックにしておいて間違いはないと思います。
特にストレージについてはHDDとSSDで動作速度が異なるため、購入の際には注意して選ぶようにしましょう。
普段は自宅メイン、ときどき外出先で使用
自宅での使用がメインで外に持ち出すことがないという方ならば、16.9インチで作業スペースに余裕があるフルサイズをおすすめします。
私のように自宅がメインだけど時々は外でも使う、家8:2外くらいの割合ならば14インチのDAIV 4Pがマッチします。
13インチだとコンパクトな一方で画面上の作業スペースが限られて、16.9インチは幅があってカフェのテーブルに置くには大きすぎる、14インチのDAIV 4Pは間をとった丁度良いサイズ感が魅力です。
先日、新幹線に乗る機会があったのでシートのテーブルでDAIV 4Pを使ってみました。
乗車した車両は「はやぶさ」でテーブルの左右に若干余裕はありますが、マウスの使用は難しいスペースなのでタッチパッドで操作していました。
DAIV 4Pの良い点・悪い点
良い点
起動から作業開始まで20秒
スペックの差が出やすいパソコンの起動時間、DAIV 4Pは電源ON→ログイン→Chrome起動→WordPressログインが20秒以内に完了します。
以前使っていたパソコンはまともに動くようになるまで30分近く放置しなければならなかったため、かなりに時間短縮になりました。
DAIV 4Pを購入して以降、パソコンの起動が速いというのはブログを書く上でとても大事だということを実感しています。
20秒で作業が開始できるのでスキマ時間も有効に使えます!
軽量ボディにより膝上での作業も快適
DAIV 4Pは1kgを切る軽量ボディなので膝上に置いての作業も負担になりません。
重量の7割くらいがキーボード側にある感じなので、軽い割に安定感が高いのが特長です。
ソファに座りながらの操作はもちろんのこと、以前の後部座席で使用したときも楽に使用することができました。
打ちやすいキーボード
ブロガーの方にとってキーボードの使い心地は重要ですね。
DAIV 4Pはコンパクトなボディながらキーボードはしっかりとストロークの深さを感じることができ、心地よいタイプ感を実現しています。また、タイプ音もそこまで大きくないためリビングでの使用も問題ありません。
そしてキーボードの下には大きなトラックパッドも搭載されており、こちらも滑らかな操作感です。
キーボードとトラックパッドの作り込みはMacBookを意識しているのか、どことなく雰囲気が似ていますよね。
バッテリー駆動時間が長い
DAIV 4Pのバッテリー駆動時間(カタログスペック上)は12時間となっています。
ブログ更新等で使用した場合カタログスペックよりも2割程度短くなり、実際の駆動時間は9~10時間くらいといった感じです。
カタログスペックよりも落ちるものの、10時間近く給電なしで動くため毎回ACアダプタを繋がなくても十分バッテリー駆動で作業することができます。
私の場合は3日1回くらいの割合でACアダプタを繋いで作業しながら充電、それ以外はバッテリー駆動のみで作業しています。
悪い点
ファンの音が大きい(設定可能)
DAIV 4Pを購入して唯一欠点と思ったのがファンの音が大きい点です。
購入してセットアップする際にファンがフルパワーで動いた時の音の大きさは少しびっくりすると思います。
ただファンの音の大きさはマウスコンピューターのパソコンにデフォルトでインストールされている「Control Center」というアプリでファンを制御できるため、「静音モード」にすることでほぼ無音になります。
静音モードにしたとしてもブログ更新くらいの軽い作業では負荷が少ないため、問題なく動作します。
動画編集などメモリの容量を使う作業時にはバランスモード、時にはターボモードを上手く使っていくことをおすすめします。
新世代OSのWindows11にも対応!
2021年10月にMicrosoftが次世代OSのWindows11を発表しました。
Windows10からWindows11へのアップグレードは無料、DAIV 4Pもアップグレード要件を満たしているためご自身のタイミングで移行可能です。
私が使っているDAIV 4PのOSはWindows10ですが、先日Windows11へのアップグレードが配信されました。今後タイミングをみてアップグレードしたいと思います。
マウスコンピューターのオンラインショップではWindows11がメインに切り替わっていますね。
Windows11はリリースされたばかりなので購入に不安があるかもしれませんが、Windows10との互換性が高いことが分かってきておりメジャーなアプリやゲームは問題なく動作します。
マウスはダイレクトショップで実機が確認できる
マウスコンピューターは家電量販店で販売されていないため、WEBでの販売がメインとなっています。
高い買い物だから実機を確認しないと不安だなぁ…
そんな方にはマウスコンピューターのダイレクトショップをおすすめします。
現在マウスコンピューターのダイレクトショップは東京・大阪・仙台・福岡などに9店舗に展開しています。
スタッフの方が丁寧に教えてくれますし、さらに購入希望の機種に店舗在庫があれば、その場で購入して持ち帰ることもできます。
DAIV 4Pおすすめパソコンケース
DAIV 4Pを入れるためのケースには、楽天市場で人気の「ノートPCスタイリッシュケース」を使用しています。
パソコン本体をしっかり守れる構造でありながら薄型・軽量に仕上がっているので、DAIV 4Pの携帯性の高さを邪魔しないケースです。
また、収納可能な取っ手がついているので単体での持ち運びにも便利ですね。
サイズは14インチがぴったりなので、DAIV 4Pと併せて購入することをおすすめします。
まとめ
ブロガーにもおすすめのノートパソコン・DAIV 4Pについてご紹介しましたが、いかがでしたしょうか?
家電量販店に並んでいる富士通やNECといった大手メーカーだけでなく、マウスコンピューターも満足度の高いノートパソコンを提供しているメーカーです。
DAIV 4Pは必要十分のスペックを備えており、動作が軽いことはもちろんのことボディ自体も1kgを切る軽量で場所を選ばず作業をすることができます。
パソコン選びに迷っている方は選択肢に入れてみてはいかがでしょうか?
最後までご覧いただきありがとうございました!