東日本大震災を経験
2011年3月11日、当時大学生だった私は東北沿岸部の地元で東日本大震災を経験しました。
自宅まで5時間以上歩き続けその途中で見た津波が押し寄せた直後の光景、足元の海水の冷たさは10年が経とうとしている今でも鮮明に覚えています。
当時は、親と同居していたため防災、減災について主体的になって考えてはいませんでした。
結婚と長男の誕生により家族を守る立場となった今、これから起きるかもしれない大災害に向けて防災、減災を常に考えています。
震災時に最も役立ったもの
震災時、特に防災グッズを備えていなかった我が家。まずは自宅にあったもので当面を凌ぐ中で下記のものが役に立ちました。
- ラジオ(電池式)
- モバイルバッテリー
- LEDライト
- 洗顔ペーパー
- カセットコンロ
- 自転車
私が最も役に立ったのは「ラジオ」です。
大きな揺れや津波により停電が発生するとテレビはもちろんのこと、基地局の故障などでスマホも通信することができずリアルタイムの情報を得る事ができなくなってしまいます。
このリアルタイムの情報が重要で、余震の影響、給水所や再開する店舗の情報を得るにはラジオがとても有効です。また、リスナー同士で支え合ったり曲を聴いたり音の情報があることは心の支えにもなります。
車載オーディオでもテレビやラジオを視聴できますが、ガソリンは非常に貴重なのでおすすめできません。
経験を踏まえて備えておきたいもの
東日本大震災クラスの非常に大きな災害が起きた時、自治体は満足な救援物資をすぐには届けてはくれません。最低でも3日分の飲料水や食料は備えておくことを強くおすすめします。
・飲料水
災害時、水はいくらあっても多すぎるということはありません。2リットル×6本入りケースを家族の人数分備えて起きたいところです。
・食料
5年間保存できるアルファー米など便利で美味しい保存食が流通しています。少ないスペースでも数十食保管できるのでおすすめです。入れ替え時に食事として美味しく消費できる点もメリットです。
・防災セット
飲料水や食料以外の細かなグッズは災害の状況によって要不要が分かれてくるため、ある程度まとめて準備することができる防災セットがおすすめです。楽天市場などで防災グッズを詰めたセットが販売されているため、ひとつあるだけでも安心感があると思います。
オリックスの株主優待で長期保存食をゲット!
オリックスは株主優待でカタログギフトが年1回もらえて、昨年はその中に5年保存できる「安心米バラエティギフト」が掲載されておりましたのでゲットしました。家族が増えたので今年も掲載されていたらもう1セット頂こうかと考えています。
ムリ、ムダなく防災減災
災害への備えは重要ではりますが、家計の負担になっては10年20年先に向けて無理が生じてきてしまいます。
生活の中で飲料水や保存食を消費して入れ替えするなど、生活の中に物資をなじませていくことで、その時に備えることができると考えます。
皆さんもまずはできることから始めてみてはいかがでしょうか。