【無印良品】「人をダメにするソファ」や「レトルトカレー」などを価格改定!なぜ今値下げ?

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「無印良品」を展開する良品計画は、2021年9月1日よりベストセラー商品を中心とした約200品目の価格改定を発表しました。

今回の価格改定により食品、生活雑貨、寝装ファブリック、衣料品など多岐にわたるカテゴリーの商品が最大50%の値下げとなります。

サワオ

200品目におよぶ値下げは驚きましたね!

毎年のように「値上げの秋」とテレビが報じており、今年も例外ではなく大手メーカーのパスタ等の麦製品やサラダ油が値上げとなります。

そのような状況で値下げに踏み切る無印良品の決断は興味深いですね。

今回は値下げとなる商品の中から注目のアイテムをピックアップ、そしてなぜ無印良品は値下げに踏み切ったのかを分析していきたいと思います。

目次

注目アイテム

体にフィットするソファ・本体

旧価格:9,990円  → 新価格:7,990円

体にフィットするソファ・本体

座り心地があまりにも良すぎることから“人をダメにするソファ”と呼ばれ、これまでに累計販売200万台を超えるロングセラー商品です。

今回の値下げにより2,000円のプライスダウンとなり、今まで買おうか迷っていた方や新調したいと考えていた方にとってはお求めやすい価格になりましたね。

素材を生かしたカレー キーマ

旧価格:290円  →  新価格:250円

素材を生かしたカレー

値下げが発表された200商品の中には今や無印の看板商品ともいえる「レトルトカレー」もラインナップされていました。

人気商品のキーマをはじめ、下記15アイテムがプライスダウンになります。

旧価格:290円 → 新価格:250円
・素材を生かした おうちのこだわりビーフカレー
・素材を生かしたカレー キーマ
・素材を生かしたカレー ダール(豆のカレー)
・素材を生かした 辛くない 国産りんごと野菜のカレー

旧価格:490円 → 新価格450円
・素材を生かしたカレー プーパッポン(蟹と卵のカレー)
・素材を生かしたカレー クリーミーバターチキン
・素材を生かしたカレー マトンドピアザ(マトンと玉ねぎのカレー)
・素材を生かしたカレー サグチキン(ほうれん草とチキンのカレー)
・素材を生かしたカレー パニールマッカニー(カッテージチーズのカレー)
・素材を生かした ごろり牛肉のスパイシーカレー
・素材を生かした チキンとごろごろ野菜のスープカレー
・素材を生かした 根菜のスパイシースープカレー
・素材を生かした 厚切りベーコンのスープカレー
・素材を生かしたカレーマサレマ
・素材を生かしたカレーカリアヤム

無印良品の社員の間で人気と紹介された「ごろり牛肉のスパイシーカレー」もプライスダウンの対象になりました。

1パックあたりでみると40円ほどの値下げではありますが、まとめ買いすることが多い商品なので買えば買うほどお得さを実感できそうですね。

シリコーン調理スプーン

旧価格:590円 → 新価格:490円

シリコーン調理スプーン

これ一本で炒める、すくう、盛り付けるが対応ができる万能キッチンツール。

コロナ禍で自宅で料理する方が増え、さらにテレビでも度々紹介され販売数が昨年比3倍に伸びるほどの人気商品です。

今回の価格改定で500円を切る価格となってますます需要が伸びそうですね。

値下げ商品一覧

値下げとなる商品は良品計画の公式サイトにアップされているPDFより確認することができます。

一覧はこちらよりご確認ください。

21年秋冬シーズン価格改定商品リスト(良品計画)

なぜ今このタイミングで値下げ?

7月に強気な中期経営計画を発表

良品計画は2021年7月に2022年8月~2024年8月期の中期経営計画を発表しています。

この中期経営計画で2024年8月期までに1,300店舗体制(現在は1,029店舗)を整え、売上高7,000億円(日本4,500億円、海外2,500億円)、営業利益750億円を実現するというかなり強気な数字を掲げています。

さらに2030年8月期には2,500店舗体制で、売上高3兆円、営業利益4,500億円達成を目指すとしています。

実現に向けて普段使いでリピートが見込める商品については1割~2割の値下げにより来店しやすい、そして手に取りやすい価格にしていくと推測できます。

※2021年8月期見通し:売上高4,900億円 (日本3,000億円、海外1,900億円) 、営業利益490億円

地域密着型スーパーの敷地内に新規出店

無印良品は多くが駅ビルやショッピングモールのテナントとして店を構えていますが、前述の中期経営計画では地域密着型スーパーの敷地内に隣接する路面店を拡充することを発表しています。

最近では2021年7月に茨城県水戸市のヨークベニマルを中心店舗とした「ヨークベニマル水戸」に路面店をオープンさせるなど、すでに地域密着に向けて動き出していますね。

駅ビルやショッピングモールの顧客層に対しては適正だった価格も、スーパーに隣接してリピートを加速させるとなると割高感が出てきます。

今回の価格改定は出店計画の実行に向けたものとも取れますね。

売れているから値段を下げられる

無印良品はコロナ禍になってからレトルトカレーなど、おうち時間を充実させる商品を中心に売上を伸ばし続けています。

値下げと聞くと「売れ行きが悪いの?」とマイナスなイメージを持つ方もいると思いますが、今回の価格改定はその逆で、売れ行きが好調で製造ロットを上げられたため結果的に原価が下がったのだと推測します。

つまり売れ行きが好調な商品が大量生産できるようになり、1個当たりのコストが下がったということですね。

まとめ

無印良品は「良品週間」というセール実施の回数を減らす一方、今回のように度々商品の値下げを実施しています。

今後はセール期間だけお得に買えるお店から「いつでも良いものが安く手に入るお店」へと変わっていきそうです。

サワオ

今後ますます生活の中に無印の商品が増えていきそうですね!

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